ストレイテナー式で2ピースバンド。
2ピースバンド
どうも、helioliteです。今回はバンドを結成する話をしたいと思います。バンドをやる上で苦労する一つのポイントではないでしょうか。
○ストレイテナー
ストレイテナーというバンドをご存知ですか?バンドマンが憧れるバンドとか言われています。今は4人組で活動していますが活動当初は2人で活動していました。
今回はそんなストレイテナー式の2ピースバンドについてお話ししたいと思います。なかなか耳にする機会が少ない話題ではないでしょうか。
○バンドメンバーが集まらない
バンド結成したことがある人はわかると思いますが、メンバー探しに苦労することが多々あります。集まっても誰かがやめたりして振り出しに戻る、そんなことが私もありました。
私が高校一年生の時、本当にメンバーがいなくてベースとギターでどうしようかと悩んでいました。そんな時思いついたのがドラムとギターの2ピースバンドです。メンバーが集まらないなら、2人でやっちゃうかと一時期ですが2ピースでやっていました。ベースからドラムに変更することになってしまいましたが、本当に楽しく活動できました。
○2ピースバンドのメリット
- メンバー探しが最小限
- 予定が合いやすく、スタジオに行きやすい
- スタジオ代が個人練習になり、安い
- 3人の呼吸を合わせるより、2人の呼吸を合わせる方がやりやすかった
など。
○2ピースバンドのデメリット
- 楽譜通りの演奏では物足りない
- サウンドをオリジナルで考え直す必要がある
- 2人の仲が悪くなったらすぐ解散
- 2人というのが寂しい
など。
○サウンド面(オクターバー)
デメリットのところに書いた通り、2ピースバンドはサウンドが難しいというのが一番の欠点です。ベースがいないため、低音は薄くなり迫力はなくなります。また、ギターはボーカルを兼任するため難しいフレーズは弾けません。そこを補うためにストレイテナー式をご紹介します。
ストレイテナーが使っていたのはオクターバーと言われるギターエフェクターです。これはギターのオクターブ下を出すことができるエフェクターです。つまり、ギターを単音で「ドー」と鳴らせば、オクターブ下でも「ドー」と鳴り、二つの音が出るようになります。また、「BOSS OC-3」ならばOCT2機能があり、オクターブ二つ下の音が出ます。これによりギターのオクターブ奏法をした際の迫力は十分になるでしょう。
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C4ドーーーーー 実際鳴らした音
C3ドーーーーー 実際鳴らした音
C2ドーーーーー エフェクターで付加した音(C4の2オクターブ下)
C1ドーーーーー エフェクターで付加した音(C3の2オクターブ下)
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ですが、オクターバーはコードをきれいに鳴らすことは難しいです。ロックをやると割り切るならば使える方法です。
また、エフェクターで付加したベース音はエフェクターの別のOUTから出すことで音作りを別にすることができます。そこにベース用のDIなどをつなげば様々な試みができるのではないでしょうか。
○サウンド面(ドラム)
ギターの面でお話ししましたが、2ピースバンドはドラムが曲の世界観を支配すると言っていいでしょう。ギターボーカルにできることは限られているのでドラムが自由を利かすことが重要になります。また、コーラスをしっかりすることで曲の安定感も出した方が良いでしょう。コーラスがなければ、サビなどの盛り上げや構成の区別がつきづらく、曲を聴きづらくしてしまいます。
○最後に
難しいことが多いですがその分楽しいと思えることも多いです。構成も極端にしてしまえば、アカペラを入れたり、ドラムソロを入れたりなどオリジナル感が強くなります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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