ミュージック・ブレス・ユー!!は若者へのエール。
ミュージック・ブレス・ユー
どうも、helioliteです。今回は音楽小説を紹介したいと思います。10代にしかわからない気持ちみたいなものが詰められている作品です。
○あらすじ
オケタニアザミは「音楽について考えることは、将来について考えることよりずっと大事」な高校3年生。数学が苦手で追試や補習の連続、進路は何一つ決まらない「ぐだぐだ」の日常を支えるのは、パンクロックだった!超低空飛行でとにかくイケてない、でも振り返ってみればいとおしい日々。
○パンクロック
10代の頃のモヤモヤとした感情ってとても歯がゆいと思います。そんな気持ちが蘇る小説です。
私もその感情を抱いたことがあります。そして、その歯がゆさを忘れさせてくれたり、助けてくれたりしたのは私もパンクロックでした。ですのでとても共感できるポイントが多かったです。
音楽だけでなく自分が夢中になるものがある人はそれに逃げたりしたことがあるのではないでしょうか。学生の方や若い人に読んでもらいたい作品です。そして、そんな人たちへのエールになっているのではないでしょうか。
○最後に
大きな山場などはない作品だと思うので小説が好きな人でないと読みづらいかもしれません。しかし、人それぞれの感じ方が違うようなとても面白い作品です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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