児童音楽小説「ぎぶそん」。

「ぎぶそん」伊藤たかみ

 どうも、helioliteです。今回は子供向けの児童音楽小説の紹介です。青春ロックンロールを感じてください。

○あらすじ

 ガンズ・アンド・ローゼズの洗礼を受けた中学生のガク。ガクに想いを寄せる幼馴染のリリイ。坊主頭でガクの親友のマロ。それに、ギブソンのフライングVを持っていてギターが上手いと噂の問題児、かける。この四人のバンドは一体どうなるのか。多彩な音を響かせあう青春ストーリー。

○小説版と漫画版

 実は小説を原作とした漫画版もあります。漫画が好きな人はそっちもチェックしてください。リリイ視点の淡い恋心が描かれています。
 私がおすすめするのは小説版です。細かい描写がされていて、中学生の頃を思い出します。また、中学生にも読んでいただきたいです。

○音楽的な視点

 この物語を音楽的に見るとガンズ・アンド・ローゼズとギブソンフライングVがあげられるでしょう。
 まず、ガンズ・アンド・ローゼズの曲をコピーしたようですがおそらく曲は「Welcome To The Jungle」ではないでしょうか。明記されているわけではないので正確ではありませんが、、、。
 次に、ギブソンフライングVです。これはかなり特徴的な形をしたギターです。その名の通りV字のボディがロックンロールを感じさせます。また、リリイが言った「to be to be ten made to be」という言葉もフライングVから連想して出た言葉でした。

○最後に

 学生に読んでもらいたい音楽小説のひとつです。小説も漫画も短めなのですぐに読むことができます。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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